2006.12.09 Saturday
News:『レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像』展
sabato, il 9 decembre 2006
sono le dodici e quarantotto
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作《受胎告知》が、来年3月に東京国立博物館(上野)へやってくるというニュースです。日本での報道は12/4に行われ、新聞やニュースでも伝えられているものです。
《受胎告知》は、これまでフィレンツェのウフィツィ美術館を出たことがない作品で、将来も出ることはないとされていました。その作品がまさか日本に来るとは!ということで、公開が近づくに連れて非常にホットでビッグな話題として取り上げられることでしょう。この作品の海外持ち出しについては、イタリア本国でも大きな議論があったようで、その模様がこちら↓に紹介されています。
@Metro News(イタリア語)
L"Annunciazione' a Tokyo, storici dell'arte minacciano sit-in
私がウフィツィで《受胎告知》を見たのは2004年で、その時に購入した図録によると2000年のアルフィオ・デル・セーラ氏による修復作業の終了後で、詳細まで非常に鮮明に見ることができました。修復前のものしか見ていない方は、是非この機会を逃されないよう!本展はこの作品以外に、レオナルドの「芸術と科学」に関する紹介にもフォーカスされており、私はそちらの内容のほうが非常に気になるところです。
本展の日本側監修者は、先のレスター手稿展でも活躍された池上英洋先生(恵泉女学園大学助教授)が担当されるとのこと。物腰柔らかく、非常に分かりやすい解説をされる先生ですのでとても楽しみです。
ちなにみレオナルドによる《受胎告知》は、ルーブル美術館にも所蔵されています。そちらは真筆についての疑問も呈されていますが、比べて見ると面白いかもしれませんね。
■レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像
http://www.leonardo2007.jp/
sono le dodici e quarantotto
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作《受胎告知》が、来年3月に東京国立博物館(上野)へやってくるというニュースです。日本での報道は12/4に行われ、新聞やニュースでも伝えられているものです。
《Annunciazione》ca. 1472
《受胎告知》は、これまでフィレンツェのウフィツィ美術館を出たことがない作品で、将来も出ることはないとされていました。その作品がまさか日本に来るとは!ということで、公開が近づくに連れて非常にホットでビッグな話題として取り上げられることでしょう。この作品の海外持ち出しについては、イタリア本国でも大きな議論があったようで、その模様がこちら↓に紹介されています。
@Metro News(イタリア語)
L"Annunciazione' a Tokyo, storici dell'arte minacciano sit-in
私がウフィツィで《受胎告知》を見たのは2004年で、その時に購入した図録によると2000年のアルフィオ・デル・セーラ氏による修復作業の終了後で、詳細まで非常に鮮明に見ることができました。修復前のものしか見ていない方は、是非この機会を逃されないよう!本展はこの作品以外に、レオナルドの「芸術と科学」に関する紹介にもフォーカスされており、私はそちらの内容のほうが非常に気になるところです。
本展の日本側監修者は、先のレスター手稿展でも活躍された池上英洋先生(恵泉女学園大学助教授)が担当されるとのこと。物腰柔らかく、非常に分かりやすい解説をされる先生ですのでとても楽しみです。
ちなにみレオナルドによる《受胎告知》は、ルーブル美術館にも所蔵されています。そちらは真筆についての疑問も呈されていますが、比べて見ると面白いかもしれませんね。
《Annunciazione》ca. 1475-ca. 1478
■レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像
http://www.leonardo2007.jp/
>Juliaさん
素晴らしいサイトですね。
来年はきっとレオナルド一色だと思います!
>ike先生
先生のおかげでレオナルドの世界に足を踏み入れることができました。展覧会の内容も非常に楽しみです!